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お話伺いメモ 2004/6/12

50代男性、一人暮らし。二日間近くの公園で、何も食べず寝る事も出来なかった。まあ、言うたらきりが無いけど、言いたいことはいっぱいある、と2時間半のお話しの後につぶやかれる。これからが気になる訪問であった。

70代男性。ボランティアはもう要らん、と言いながら神戸市行政について詳しい知識の披瀝。神戸市のメンバーを変えて欲しい、と熱心な社会性のあるお話しを伺う。

70代女性。「目が悪いでよその家と区別がつかんから」、と通路側の窓に大きな印を付けてご自分の家を確認に思わずスケッチ。遠いところを訪ねてくれてアリガトウ、に心温まる。

70代女性、一人暮らし。今日はボランティアが来るというのでずっと待っていた。「若い人と会えてうれしい。ほんとうに待っていて良かった」と何度も言われた、優しい方へ若いボランティアのお話伺い。

お話伺いメモ 2004/6/26

70代女性、一人暮らし。生き埋めになって10時間後に助けられた。「主人を助けて」と言ったが「もう声のせんひとは後回しだから」と自分だけ足から吊り上げられた。「地震や、がんばりやー」と言ったら「オー」と答えた最後の声は忘れられない。「一年ぐらいは地震の話しもしたくないし、テレビの映像もいやだった」。

70代女性、一人暮らし。となりから火が出た。逃げようとした時もう火が付いていた。心筋梗塞で寝ていた母を残して「ごめんな」と言って逃げたが、火事さえなければ。何十年も二人で住んでいたそれが、何秒もたたないうちに一人になってしまった。何ヶ月も泣けなかった。涙が出なかった。それをまた人にしゃべる事も出来ない。一見元気そうに見えるのにとても孤独。一声でも、ドアの外からでも、かけてくれる声があればそれだけでもうれしい、と仰っていた。

60代女性、一人暮らし。朝一の電車で大阪へついた途端に地震。入院している娘が心配で神戸へ向けてあるいた。足がパンパンになったがしんどいと思わなかった。どちらまで…とみんな助けてくれたあの時の様子は目に焼き付いている。


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