お話伺いメモ 2006/5/13
80代女性。震災のあと、ご主人の性格がすっかり変わってしまい、引きこもりの子供とDVのご主人とともに頑張るご様子を聞く。
70代女性。視力が不自由のまま震災を切り抜ける。借家住まいと仮設住宅のあとここへきたが、新しい生活が始まると期待していたが失望。「マッチ箱に入ったマッチ棒」と自称される。
60代女性。震災の直前にながく患われた父を亡くし、震災の4年後に母を亡くされた。島の先端の仮設住宅で、生活の工夫くり返し。戸口でお話しを伺う。
お話伺いメモ 2006/5/27
20代男性。地震の前日ネズミがいなくなった。ゴキブリやネズミがいるのは安全とのこと。
70代ご夫妻、子供と3人。子供が下敷きになり意識不明であった。親の健康のことなど考えると全てに心配。多くの方にかけていただいたご恩は絶対忘れず、明るく前向きに頑張る、と。
50代男性。体が不自由なご友人の面倒を見られている。避難所では障害者は生活できず、やむなく公園にテントで1年。仮設でも工夫を凝らし生活援助。災害時は、周りにやさしい人がいることが大切と、ほっとけない性格の、すがすがしいお話しを伺う。
60代女性、子供と二人。障害児と共に被災と避難と障害進行と闘う日々。この住宅へ来て思いもかけなかった新しい苦しみに出会い、人を避けて暮らす。運動不足と心臓への負担が問題。
80代男性、3人暮らし。借家が燃えて学校に避難。腰が曲がり、立っておしゃべりも辛そう。若いころの造船と重工での仕事を語り、男のロマンと仕事愛を感じさせられた。