お話伺いメモ 2009/8/8
70代女性。夫婦2人暮らし,東灘区で全壊。ご主人は10tトラックの運転手で,70歳で引退するまで50年間無事故無違反で通し,奥さんも60歳で定年になった後ご主人の仕事を手伝うようになり,夫婦でトラックに乗り込んで仕事をしていた。震災も神戸から大阪方面に向かう途中で遭遇,パンクしたような音がして,橋が落ちているのが見えた。直接危ない目に遭わなかったが,車の中で震災のニュースを聞いていっそう怖くなった。2ヶ月間トラックで生活,着替えも洗濯もできなかった。1週間ほどすると仕事が入り,移動先でやっと入浴できた。仮設住宅では隣近所のつきあいがあったが,この復興住宅に来てからはない。ご主人はお元気そうだが,奥さんは6年前に脳梗塞を患い半身不随に。できることは何でもするようにしている。
70代男性。夫婦2人暮らし,灘区で全壊。公園でテント生活をしていたとき,勤め先からコンテナハウスをもってきたり,トイレをつくったりして喜ばれた。ポートアイランドの仮設住宅を経てこの復興住宅に入る中で,「防災のことは人ごとではない」と,消防署での講習に参加して防災意識を高めたり,行政と渡り合ったりするなど,一生懸命に取り組んできた。少年時代から相撲が得意で屈強な体格だが,仮設住宅在住のとき腰を痛め,手術しても治りそうにないほどであったが,中国医学の治療を受けて快復した。治療費に健康保険が適用されなかったが,義捐金でまかなうことができて助かった。健康管理の大切さを痛感している。
20代女性。中央区で被災。被災当時,中学入学を控えた小学6年生だったが,いまは3人の女の子の母親になっている。
お話伺いメモ 2009/8/22
※メモが残っていませんでした、すみません。