2月7日
- ヘルニアと自律神経失調症。足と腰が痛むので、運動不足になり、とうとう糖尿病になってしまった。今は食事に気を遣うようにしている。病院でテープ治療をしてもらうと1回5,000円かかるので、自分で見よう見まねでしている。(68歳男性、一人暮らし、担当:高比良、大滝)
- リウマチで足の関節が痛む。通院するときのバスの乗り降りがとても辛いので、できるだけ息子に連れていってもらうようにしている。娘を36歳の時、夫を40歳で亡くした。その後、働いて働いて、やっと自分の家を持って5年目に……。(60代女性、一人暮らし、担当:大滝、藤沢、坂下)
- 震災の時、2時間半下敷きになっていたが、その時腰を骨折した。今も腰がひどく痛む。医者からは治らないと言われた。(74歳女性、一人暮らし、担当:仁井田、合内、古屋)
- 仮設住宅が来年8月で撤去されるなどと報道されたが、仮設住民を動揺させるような不正確なもので、怒っている。週末ボランティアも団体として、そのような無責任な報道に対して、交渉して欲しい。(67歳、2人暮らし、担当:仁井田、合内、古屋)
- 避難所で知り合った人と定期的に同窓会をしている。今日も夕方からその集まりがあるので出掛ける予定。米国は人の自立を支援したのに、神戸は企業を支援した!。3年経ち、仮設の人とも仲良くなったのに、また公営住宅入居でバラバラになる。一からやり直しだ。同じ地区や仲間同士で移れば、寂しくないのだが……。現在の日本の仕組みがこうなっているからと思って、今はひたすら耐えている。この「耐えている」という状況を分かって欲しい。(73歳男性、一人暮らし、担当:熊倉、荒木、青木)
- 腰部脊柱病で思うように動けない。週2回、ヘルパーさんに洗濯・買い物・調理などいろいろとお世話になっていて、大助かりです。夫は現在入院中ですが、寝たきりの状態です。こんな調子なのでできれば、娘がいる兵庫区に移りたいと思っているのですが、落選続き。また近所の人達は、みんな当選したとのことで、寂しさと不安を感じます。(80歳女性、一人暮らし、担当:喜多山、佐藤、福田、岩崎(亮))
- 宗教内において、それなりの役割を果たしておられるようで、そのビデオを1時間近く見せていただき、感想を求められた。その宗教の是非はともかく、ご本人にとっては心の支えとして非常に良いのではと思われる。(60歳女性、一人暮らし、担当:藤井、杉本、川口)
- 名谷に当選した。優先順位は下の方だったので、まさか当たるとは思わなかった。県勤労福祉協会(被災地仕事開発事業)の仕事で、JR神戸駅前でチラシ配布をしている(50~60歳が多い)。行政が仕事のない人に、幅広く呼び掛けているようだ。住宅に当たったが、知り合いで当たらない人がいる。素直に喜べない。何かフワフワした感じというか……。却って落ち込むこともある。(57歳女性、一人暮らし、担当:遠藤、谷川、矢萩)
- 震災後、勤め先で人員整理にあい職を失った。現在も無職で、わずかな年金で生活している。住宅はようやく西神南に当選し、10月入居予定。今後の生活を考えて、近くで適当な仕事を見つけたいと思っている。その時は手助けして欲しい。(61歳男性、一人暮らし、担当:西畑、藤村、町田)
- 糖尿病と、頸骨から骨が突き出ている。靴製造の工場で働いている。会社も被災し、仮設工場で稼動していたが、最近仕事が少なくなり、休みや時間短縮が多い。須磨では友達がたくさんいたが、この仮設では友人がいない。地震前に主人とは離婚した。長時間、一緒にいると皿・コップなどが飛んでくる。十数年も続いていた。何も持たず、娘と命からがら逃げた。しかし、今でも2週間に一度は主人から電話がかかってくる。大手企業(造船)で塗装の仕事をしていたが、不況で一番に首切りを受け、現在無職だ。靴の受注が減って、午前中に仕事が終わる時もある。一人でいるとこの先の事が不安。(60代女性、一人暮らし、担当:中、小田、赤松)
- 市営・県営の復興住宅再募集が先日締め切られましたが、一人暮らしで50歳以下の人は、今回が最後のチャンスになりました。慎重に検討して申し込みましたが、もし落選した場合は、全く先が読めなくなってしまいます。私と同じ立場の人もかなりの数おられると思います。仮設住宅に住んでいながら、公営住宅に応募する資格がなくなった場合の、その後を是非!研究してみて下さい。お願いします。(44歳男性、一人暮らし、本人自筆)
- 震災で腰を悪くした。また、脳血栓の心配もある。労働組合(震災後作った)の役員と仕事の兼務で睡眠時間が少なく、肝臓も悪くなってきた。なおかつ、不眠症にもなっている。公的援助の運動(東京での陳情)にも参加している。仮設住民が空き家入居で当選した場合、家賃補助(5年間)があるため、元から住んでいる人と格差が生じ、嫌がらせや差別が生じてきている。(56歳男性、一人暮らし、担当:西畑、町田、藤村)
- 回りの人はどんどん仮設から出ていき、単身の私はいつ出ていけるのか不安でたまりません。仕事も変則勤務で、月に8回くらいは帰宅時間が午前0時半を過ぎます。それでも通勤に少しでも便利なところに住めたらいいという望みを持って頑張ってきましたが、住宅に外れてばかりです。遅い勤務の仕事はやはりきつく、3月10日付で退職することにしました。年もいってるし、今就職難という事は承知の上での決断です。就職活動するにも、住居が決まらない限りメドが立ちません。今望む事は、早く住居が決まる事です。この仮設も市の土地でないため、いつまで居られるのか不安ですし、仮設から仮設への移動を言われないかと内心やきもきしています。(47歳女性、一人暮らし、本人自筆)
- 住宅は当選した。今春移る予定。姉妹(18歳、?歳)で留守番中。将来は看護婦になりたい。ベトナムには地震がないので、戦争かと思った。震災後、看護婦になり人を助けてゆきたいと思った。(47歳、4人暮らし、担当:亘、堀内、セシル、遠藤)
- 長田区で警備員をしている。通勤のため、朝5時台に家を出るが、バスが1本もないため西神南駅まで40分かかって歩く。公営住宅の申込は落ちた。今回の希望は第1第2共に「西神南」にしていたのに、何でやろー。腰を痛めており、突然体が動かなくなる事もある。避難所で重い荷物を担いで、走り回っていて悪化したようだ。「神戸市は保険料、高すぎるぞ!」。年金だけでは生活できないので働かなければならないが、これから先不安だ。(担当者のコメント:一人で住んでいるので、ストレスがたまらないかと心配です。)(60代男性、一人暮らし、担当:赤西、小林(き)、竹田)
2月14日
- ボランティアの必要がないくらい自立しており(元自治会役員)、「心のケア」というより先輩の方にいろいろお話頂いたという感じであった。ニコニコ笑っておられたが、時々ふっと真顔に戻っていたのが気になった。(57歳、2人暮らし、担当:藤村、竹田、日吉)
- 妻は昨年8月から転ぶことが多くなり、最初の病院で脳梗塞と言われ、次の病院では原因不明と……。次々と7ヶ所の病院をたらい回しにされ、1月19日にようやく…「筋萎縮症」と判明した。今、重度障害者2級を申請中。車椅子の給付も申し込んでいる。[病院や役所への届出書類の束を出してきて、「これが役所のやり方や」と言われた。]今のところ不自由なのは足だけだが、治療法がなく進行性の病気なので、手の施しようがない。リハビリは筋肉に負担がかかるため出来ないし、肉が付くといけないので食事も1日1食に制限されている。須磨で喫茶店をしていたが(震災後も何とか続けていた)、妻が筋萎縮症と分かったため店を廃業した。2ヶ月ほど休養してから、アルバイト(百貨店の配送係)に行こうと思っている。妻を一人にしておけないので、車の隣に乗せて一緒に仕事に行くつもりだ。店の借金(7年返済が残っている)はあるし、車椅子を積める車も買わなくては…住宅も身障者が住めるところを探さなければ……。従兄弟から「いつまで仮設におるの?甘えているのと違う?」と言われた。好きでこんなとこおるのと違う。仮設におるのは、みんなそれぞれ事情があるんや。私が国鉄に勤めていた頃(ほとんど家に帰れなかった)、妻は母や妹達からいじめを受けていたが、私にも話さず一人でじっと耐えていた。それを知った時、私は妹達を詰問し(母はすでに死亡)、「縁を切る」と宣言した。[その時奥さんはこらえきれず泣きだし、私達もついもらい泣きしてしまった]。妻が病気になってから、どこで聞いてくるのかいろいろな宗教団体が押し掛けてくる。そんなんで治るんやったら苦労せん。ボランティアが来てくれて話を聞いてくれる方が余程いい。(担当者のコメント:奥さんがどんな状態になっても、最後まで付き合うというご主人の強い決意を感じた。)(55歳、2人暮らし、担当:浦、山本(美)、矢萩)
- 耳がよく聞こえない。周りの人ともほとんどお付き合いをしていない。息子が住んでいる近くを応募しても当たらないが、4月にまた応募するつもり。今は外に出るよりも、部屋にいる方がいい。テレビはいつも見ている。(77歳女性、一人暮らし、担当:相川、仁井田、合内)
- 肝臓が悪い。仮設そのものにはとりあえず満足している。人間関係の煩わしさの方に負担を感じている。(?歳、一人暮らし?、担当:藤村、竹田、日吉)
- 娘と2人暮らし。14歳の時父親が亡くなり、中学校を中退してから40年間印刷の仕事をしていたが、震災で解雇された。借金があるので、年金生活ではこの先やっていけるか不安。印刷の仕事が好きだし、まだ出来ると思うが意欲がない。(担当者のコメント:遠く(東京)から来た若いボランティアと話が出来、とても喜んでおられた。)(60代、2人暮らし、担当:大木、須藤、藤沢)
- 2ヶ月前の訪問シート(フリー訪問)を見ると、住宅が当たらず仮設内で今までのように話が出来なくなったと(当たった方達はその話になるので)、また自分のことを受け止めてくれる人と話をしたいとのことだったが、体のこと(あちこち悪く)…医者の注意事項などいろいろなお話を2時間半に渡ってされていた。今一番心配なのは、第5次の発表が3月にあるが、それに当たるか当たらないかという事だと言われていた。(63歳女性、一人暮らし、担当:伊勢、辻本、小野)
- 昨年9月より医療費が高くなり、病院通いを控えています。また妻が入院しており、10日毎に16,000~18,000円払っています(老人医療だが1日1,000円+食事代580円は自己負担)。(83歳、2人暮らし、本人自筆)
- 避難所でボランティアの暖かさに初めて触れ、若者がパンを分けてくれた事に感激したと……。また奥さんが入院しているため一人で寂しい何回も繰り返し言われていた。ケアラインについて聞かれたので説明し、電話をするように勧めた。ワープロの講習を受けるつもりで機器を買ったが、事故で受けられず、使えないままワープロを置いているとの事。(担当者のコメント:次回訪問時、ワープロを一緒に勉強することになりました。)(83歳、2人暮らし、担当:荒池、長船、中川)
- 高血圧・狭心症。冬は寒く、電気ストーブと電気ごたつでしのいでます。ベルBOXは持っているが、いざという時には近所の方に悪いので使いにくい。10月には井吹台に移転できる。(担当者のコメント:「また引っ越したら来て下さい」と言われた。「上手な塩の減らし方」・「市民版引っ越しプロジェクト」などの資料を渡した。(64歳女性、一人暮らし、担当:南口、肥田、各務、阿部)
- 娘の収入で生活している。このところ震災の後遺症が出てきて、体のあちこちがうずく。雨の日は特に。お金がかかるので、病院に行くのを我慢している。住宅を申し込んでいるが、未だに当たらず、ますます精神的に追い込まれて参っている。話を聞いてもらっても、ちっとも楽にならない。生きがいと言えば娘二人の事。(50代、3人暮らし、担当:丸笹、大村、藤丸)
- 1軒置いた隣にシンナー中毒(30代男・女)がおり、仮設内を歩き回っているので怖い。何度か警察に電話したが、「現行犯」でないと逮捕できないと言われ、シンナーを吸っているところを取り押さえたが、その時後頭部を殴られた(すごい衝撃だった)。結局傷害罪で罰金刑にされたが、その後女性から腹いせに空き缶を壁にぶつけられたり、「長田に帰れ」と嫌がらせを言われている。警察に訴えても、いたずら電話扱いされどうにもならない。妹はその隣に住んでいるので、かなり精神的に参っている。その男性には親兄弟がいるが、勘当状態で責任追及できない[県警なんでも相談・県民相談7830・市民相談室の電話番号を紹介した]。靴の縫製の仕事をしているが、末端の下請けなのでいつ仕事があるか分からない。復興住宅を申し込もうと思ったが、収入がほとんどないので諦めた。生活保護を受給したいと思い、区役所に行ったが横柄な態度なので申請書類だけ受け取り帰ってきた。高血圧・眠れないので睡眠薬を飲んでいる。(担当者のコメント:被災者連絡会に連絡した。)(40代女性、一人暮らし、担当:浦、山本(美)、矢萩)
- 神戸市は公営住宅に(新たに)住む人に言うことと、周辺住民に言うことで食い違いがある(駐車場を作る件)。こんないい加減な対応をして欲しくない。また生活保護でも、若くて元気な人に7~8万のお金を毎月出している。震災直後は仕事がなかったから問題ないが、今もそんな事を続けている事自体おかしい。仕事はいくらでもあるのに……。病気などで本当に生活保護が必要な人に適用しないで、こんな事では……。神戸市はお金がないのを理由に単身者の住宅当選率を下げている(家賃収入が期待できないから)。これでは矛盾が多すぎる。(61歳男性、一人暮らし、担当:猪上、辻木、立花)
- 住宅は当選した。毎週1回、子供や孫が遊びに来てくれる。ゲートボールが好きで、1日おきにすぐ横の公園で練習し、週末には競技会を楽しんでいる。夫は37年前に亡くなり、子供3人を1人で育てた。当時は病気がちだったが、いつの間にか健康な体になった。(担当者のコメント:大変明るい方で自分の生き方に自信を持っておられる。また人との交流も幅広く、孤独でいることが少ないようなので安心し、こちらもくつろいでお話を聞かせて頂いた。状況に負けず、立派に生活してきたという素敵な方だった。写真を震災で失ったというので、唯一残ったご主人の遺影とみんなで記念写真を撮った。)(75歳女性、一人暮らし、担当:毛綱、生駒、盛本)
- 椎間板ヘルニアで2ヶ月ほど入院し、昨日退院したばかり。今はコルセットを着けている。左の足首も痺れ動かしにくいので、足首を支える器具も着けている。尿意が頻繁にあり、トイレに行く回数が多いので困る。このまま進行すると尿が出なくなるので、そうなったら手術は絶対必要になる。震災で勤めていた酒屋も社宅も潰れ、失業した。その後は瓦礫運搬(ダンプ)のアルバイト等をしていたが、ヘルニアが悪くなり入院した。月に8万円の障害年金(ヘルニア)をもらっているが、入院中は受給額3万円になるのでほとんど余裕がない[いずれ入院するとの事だが、経済的に厳しい状況の様子。余裕を持って入院できればと思い「被災地仕事開発事業」のことを説明し、ぜひ連絡を取るよう勧めた]。(担当者のコメント:穏やかな方で、口数は少ないが常に笑みを絶やさず、丁寧に説明して下さった。最後に「今日は楽しかったわ」と言われたのが嬉しかった。)(59歳男性、一人暮らし、担当:毛綱、生駒、盛本)
- 今仮設に残っているのは20人程。やはり寂しい。いつもなでしこルームで夜集まって(3~4人)、トランプをしたり話をしたりしている。なでしこルームからはよく夕日が見える。オレンジ色、紅色など……。毎日色の変化などを見ている。クレヨンで塗ったような、真っ赤な太陽に見えるときは「気持ち悪い」。その時は必ずどこかで地震が起きているからだ。震災後、急速に体調を崩し、病院通いを続けざるを得ない。交通費と病院代がかさみ、経済上の不安が絶えない。(68歳、2人暮らし、担当:丸山、井手上、亀井)
- 兵庫区の住宅に移りたいが、もう無理でしょう。4月の募集が事実上最後と思う。それ以降はあちこち遠い所に"島流し"になるのでしょう。今、被災者に大切なのは一人一人のケアです。「心の復興」には10年くらいかかるのではないでしょうか!。一人暮らしをしていて思うことは、人間には人間が必要。一人でおったらアカン!。民生や市の職員が、最近になって時々来る。でもこうやって一人一人をきめ細かく訪問するボランティアは嬉しい。(50代女性、一人暮らし、担当:赤西、三浦、山本(由))
2月21日
- 夫は仮設入居後、腰椎を複雑骨折し、あらゆる事に投げやりになっている。私はと言えば震災以来、色々な事が気になり、心配性になった。また自殺や孤独死がある度に、震災当時の事が思い出され、眠れない事がよくある。公営住宅に仮当選しても、本当に入居できるか不安な毎日だ(来週書類審査)。(71歳、2人暮らし、担当:井手上、阿部(愛)、前野)
- 友達がたくさんいる中央区に戻りたい。行政は外から見えるところだけ修復して、住宅対策が後手に回っている。不満だ。(72歳女性、一人暮らし、担当:井手上、阿部(愛)、前野)
- 姉…障害1級。妹…甲状腺先天性疾患。1.公営住宅に仮当選したが、保証人がいない←「当選した市営・県営・公団それぞれの住宅局・供給公社に相談すれば対応してくれる」と市から返答があり、その旨を伝える。2.福祉を受けている場合は、市が引っ越しを行ってくれるので入居日が決まり次第、市へ申し込むよう伝える。また引っ越しが決まったら、お手伝いします(個人的に転居先の掃除など)と伝えていたが、2月25日身内の方から自分達で何とかしますという辞退の電話があった。(47歳女性、2人暮らし、担当:矢野、赤松、小波本、仁井田)
- 年齢的に足・腰の弱さが目立って参りました(本人自筆)。戦後の焼け野原で食べ物が全くない時代を経験しているので、こんな震災何ともない。ただ5年後に(公営住宅が)通常家賃に戻るという話だが……。生活能力があれば、家賃を払えるが……。この先不安だ……(5年経過後は収入、その他状況によってや陳減免制度が適用されます)。戦後の家族制度の変化が不幸を招いている気がする。人を殺したり、傷つけたりしているのを見ると情けない。こんな若者に日本を託してゆけるのか心配だ。でもその一方でボランティアに来る若者を見て、まだ日本も捨てたもんじゃないなと感激する。(担当者のコメント:現在の状況・環境に不平を言うのではなく、前向きにとらえているのが印象的でした。またボランティアとの会話を楽しみにしてくれているようです。)(79歳、2人暮らし、担当:竹田、川畑、津田)
- 足が悪い(階段の上下降りが難しい)ので、引っ越しには難儀する。県庁へ相談に行ったところ、引っ越し時期になったら役所に準備などの依頼をすれば、対応すると言ってくれた。物を買うのにここは不便。来るときは姥捨て山に捨てられた気分だった。テレビで"公営住宅には独居老人・障害者を優先に入居させる"と言ってるがウソ。隣の老夫婦は私より後に仮設に来たのに、先に出ていった。元気なうちに私も引っ越したい。(76歳女性、一人暮らし、担当:白岩、西野、大戸(佳))
- 1月16日夜、夫婦喧嘩して、妻はコタツで寝ていた。避難所でもまた夫婦喧嘩。妻は廊下で暮らして気管支炎になり入院。「ここに来た時はホンマにやる気あったけど、3年も経つとどうでもええわと思ってしまう。あの時死んだ方が良かったかも……」とつぶやく妻。「アホか。死んだらなんもならん。喧嘩もできひん。ここまで来たら"命根性"や」と叫ぶ夫。ご主人は昭和44年から半身不随だが「こんなん、生活するのに何の不自由にもならへん」と言われた。また年金や福祉、痴呆など色々な知識が豊富な方。お話ししていて「福祉」などの知識は「人の為」という美化された物ではなく、結局「自分の為に」戻って来るんだという事を実感した。「公営住宅の方が孤独死は増えると思う。訪問増やさな」と言われた。ボランティアはどこまで出来るのか?。行政とどのようにつながっていくのか……。課題は多い。(?歳、2人暮らし、担当:岡本、丸笹、阿部(龍))
- ポツ、ポツと暮らしている。公営住宅は外れた。子供は京都と大阪にいるけど、もう今さらそんな遠くに行きたくない。ヘルパーさんが週に一度来てくれるし、回りの人とそんなに話をする必要もない。(60代男性、一人暮らし、担当:加藤、前倉、立花)
- 公営住宅は仮当選したが、保証人のなり手がいない。兄弟はいるが、みんな60歳を越えていて、年金受給者や収入が安定していないので、保証人は無理。緊急連絡先にはなるが……。困る事は何んぼでもある。読み書きから…言うてもフォローしてもらえない。自分はもうどこに住んでもええんや。どうせ元の場所には戻れんのやから。(67歳男性、一人暮らし、担当:白岩、西野、大戸(佳))
- 近隣の71歳の男性(痴呆症)を世話する毎日。ここは巡回者も少なく、西神第7・ポーアイなど大規模な仮設に比べ、見放されているようだ。何を言うても政府が動かんことには、どうにもならん!。政治家には本当に腹が立つ!。村山・橋本両首相は仮設を訪れても個々の話を聞かず、ただゾロゾロとふんぞり返って見学しただけではないか。頭に来た!。私は字があまり書けないから、言いたい事がたくさんあっても伝える手段が制限されてしまい残念だ。「代筆してくれる人」が必要。(担当者のコメント:話が尽きなかった為、再訪問することにしました。(69歳女性、一人暮らし、担当:赤西、南野、大戸(慧))
- 「喋りにくいから、何も言うことはない!」と不機嫌な様子だったが、10分後道端で我々が住民の方と話していると、その輪の中に入ってこられ「のどの手術の後、喋りにくくなった。笑う時もみんなと同じように笑えない。高血圧で耳も少し遠く、視力も弱い」などと話して下さった。(50代男性、一人暮らし、担当:赤西、南野、大戸(慧))
- 地下鉄沿線の公営住宅を申し込んでいるが、一向に当たらない。ここに来てから、多くの人の死に目を見てきた。先日自殺された方は大人しい人だった。「遊びに来て」と声をかけても来なかったし、自分から気持ちを吐き出すことが出来なかったようだ。自殺した時も部屋はきちんと片付いており、何日も考えて…考え抜いて覚悟の上でした事だと思う。遺書も読んだが、涙が出て止まらなかった。仮設に来てから色々あったので、夜眠れない。(62歳、2人暮らし、担当:石橋、小畑、矢萩)
- 妻は長い間入院していたが、下半身麻痺で動けないので、今は老人ホームにいる。週に1回は外に出るようにしている。閉じこもっていたら歩けなくなるし、また考え込んで「死にたい」という不安な気持ちになるから。自分では元気だと思っていても足から脆くなり、階段は手すりがないと昇れない。年金生活だが、茶飲み友達と会うのに交際費が結構かかる。(担当者のコメント:口では弱っていると言うが、よく話す元気な方で部屋も片付いていて、姿見の鏡やスーツが吊してあり、お洒落な方だった。)(76歳男性、一人暮らし、担当:瀬戸、石橋、矢萩)
- 市営住宅の空き家に当選。空き家だとすぐ当たるが、みんな新築がいいらしい。広いから家賃が高い。またシャワー等も自分で付けなくてはならないし、市から19万補助が出ても足りない。でも自分の力でどうにかしなければ……。ぜいたくは言えない。早く仮設を出たいから家も見ずに応募した。(?歳女性、一人暮らし、担当:白岩、西野、大戸(佳))
- 去年11月まで副会長をしていた。今は精神的に参っている。6月に引っ越したら療養をし、また仕事を再開したい(特殊な機械の加工や製作)と思っている。どの議員も、仮設にほとんど来ず一体今まで税金を使って、何をやってきたのかと怒りを覚える。今、町の復興に金をかけ進めているが、人の復興に金を使うのが先だろう。日本は経済的に豊かになったが、それだけに溺れた為、今は何もかもが狂っている。政治家や官僚があれだけ悪いことをしていれば、今の子供達が、真面目に働くことをアホらしく思ってしまっても、仕方ないと思う。(63歳、2人暮らし、担当:岡部、盛本、川口(祐))
- 年を取っているが、まだ事務職として働いているので、病気する暇がない。今も風邪を引いているが、会社を休む訳には行かず、頑張っています。生活保護を受けながら、少しの事で救急車や警察を呼んだりする人がいるが、もう少し考えて欲しいと思う。私達は静かに生活をしたい。夜も少し遅くなるとお風呂にも入らないよう気を遣っています。ましてや税金も払っています。年末まで何事もなく……と祈るばかりです。寒い冬、暑い夏をまた繰り返さないといけません。(66歳、2人暮らし、本人自筆)
- 健康状態不安。夜間眠る事が出来ない(睡眠薬使用)。心がイライラして落ち着かない。何をするにも嫌気がさして、何も出来ない。(本人自筆)(担当者のコメント:囲碁が好き(かなり上級)なので、どなたかお相手が出来る方がいればと……。)(67歳男性、一人暮らし、担当:赤西、大戸(慧)、南野)
- 狭心症の為1年間入院していたが、去年8月末に無理矢理退院させられた。また膠原病で失明の不安を抱えている。前は医療費がかからなかったのに、今年1月入院したら、1日700~1,000円の自己負担に2週間分の薬で1,550円取られ、何が何だか分からない。夫が42歳で亡くなり、子供を育てる為に63歳まで頑張って働いてきたが、こんな風になってしもうた。何の下敷きにもならなかったのに、いっぺんにガタガタになってしもうた。口で喋れても、文章にまとめるのが苦手になってきた。住宅は当選したが、入居審査に不安を覚える。また入居手続きの複雑さに困っている。ただ通院している病院の近くなので良かった。(79歳女性、一人暮らし、担当:長船、広岡、梅原)
- 98年1月18日に目が見えなくなった。2年前は外を歩けたけど……。また良くなる事を期待して待っとるんやけどナー。週2回ヘルパーさんが来てくれる。何もでけんから助けて貰っているが、何分にも色んな事に困っている……。近所のボランティアに土曜日だけでも毎週来て貰いたいのだが……。こっちが辛抱して毎日同じ物を食ってたら何とかなるけど、出来たらもう1日来てくれたらナーと思う。2年半前は、近所のボランティアが来てくれた。当時、何とかやれていたので来なくなった。散髪にも行きたいが、誰かに連れていって貰わんとアカン。こんな風に見えたり、見えなかったりが10年続いている。糖尿から来ている失明だから、もう「ダメだよ」……。食事とかは手探りで何とか自分で作っている。足も悪いし……。地震で死んでいれば良かった。ま、通りがかりに顔出し出来るときは、いるかどうか見に来て……。この仮設に来てから、ほとんど人と話した事はない。近所付き合いもない。それでは体も悪くなるわなぁ……。つくづくここへ来て分かった。「人と接さなあかん」。人と交わる事がどれだけええか良く分かった。中央区には友達がたくさんいたが、今は交流がない。(?歳男性、一人暮らし、担当:長船、広岡、梅原)
- 住宅落選。とにかく住宅に当たりたい。それだけやねん。元気なうちに、迷惑かけないうちに、それだけやねん。今回も5軒くらい出て行くと聞く。仮設では震災に遭うたもん同士分かりあえた。そんな人達がどんどんいなくなるのは心細い。とにかく今は住宅の事だけ。神様、仏様と祈っている。(70歳女性、一人暮らし、担当:松宮、佐沢、亀井)
- 西区の公営住宅に当たったが、工事が遅れて入居が延びている。12匹の猫を小屋に入れて飼っている。これでも減った方。全て神戸で拾ったり、譲られたもの。今度移る住宅では「迷惑をかけない程度なら」という事で飼うことを許して貰った(ケージ飼い、数も半分という条件)。5歳の娘は震災の影響か、ものを怖がったり、泣き出したりする。ドラマで人の死ぬ場面を見ると「お母さん、死なない?」と泣きついてくる。実際に人が死ぬのを何度も見てきているから……。以前は自分のおもちゃをいつも持っておかないと気が済まないという感じだった。震災時、自転車やおもちゃを盗まれ、何一つなかったので……。回りが出て行く度に「どうしてうちは当たらないの?」と泣き始める。暗いところを怖がったり、なかなか母親から離れなかったり……。でも子供は責められないからね。(26歳、3人暮らし、担当:松宮、佐沢、亀井)
- 89歳の母は現在入院中。住宅は落選。母は3月に退院だが、寝たきり状態なので働きたくても働けない。子供に無理を言えない(娘夫婦は事故に遭い、リハビリ通い。孫もいるので)。とにかく年金3万円ではやっていけないので、是非生活保護を受けたい。以前は生活保護なんて恥ずかしいと思っていたが、そんな事言っておれない。5年前主人がガンで亡くなったが、月に30~40万円も薬代がかかる事もあり、今もその借金を返している。その借金がなかったら何とかなるんだけど……。生活保護の件、なるべく早く連絡をお待ちしています。(64歳女性、一人暮らし、担当:松宮、佐沢、亀井)
- 震災後、ある日突然坐骨神経痛になり、歩いて外に出られなくなった。自転車に辛うじて乗れた為、仕事場へ行き続けているが、最近ようやく痛みも緩和し、普通並みの生活が送れるようになった。でもこの件を機に自分の「老い」を自覚するようになり、先がとても不安になってきた。収入が途切れると公営住宅の家賃が払っていけるのかが心配。今は電話を付けない程切り詰めている(65歳になってからのケアラインの説明をした)。月10万程度の収入でも大丈夫な引っ越しサービスを紹介して欲しい。←市民版引っ越しは経済状態によって安くしてくれますので、電話で依頼してみて下さい。(64歳女性、一人暮らし、担当:山吉、森下、寺野)
- シンナー中毒で悩まされている。引っ越しの最中(入居時)、いきなり入ってきてズボンを下げたり、ガラス越しに覗かれたり、車の上に乗っかられ車体をへこまされた。修理費を払って貰うという誓約書を書いても払ってくれず……数え上げればキリがない程だ……。市に仮設を移転させて欲しいと何度もお願いしたが、「あんたらだけが良ければそれでいいのか」と言われ取り合ってくれない。却って警察の方が「市は移転させてくれたらいいのに」と言ってくれる。自治会の世話役にも話したが、何もしてくれない。近所の人達も「大げさに言い過ぎる」と分かってくれない。部屋の中はシンナー臭がひどい。自宅を再建したが、長姉が4件隣に居り、この一件で一人にしておけないので、仮設から出る訳にもいかず困っている。姉を援助したいが、店の資金繰りも苦しく出来ずにいる。(担当者のコメント:ボランティアに話が出来、少しは気が晴れたと言っておられた。3年間の我慢が相当ストレスになっているようだ。)(40代、3人暮らし、担当:矢萩)
- 2月7日…仮設から仲の良かった人が出てしまい、人間関係が悪くなる中、近所の住人が犬を目の敵にするようになった。その対応に「神経をすり減らしてしまい、引っ越す公営住宅でも同じ思いをするのは耐えられない」と言われていた。安楽死か山に捨てるしかないと決意を話された。2月14日…奈良在住の友人が犬を見に来てくれた。「里親探しはしない。お宅が貰ってくれなければ、獣医さんで安楽死させる」と奥様は言われた。その横で風邪で熱があるのに雨の中、犬の引き綱を持って無言で立っているご主人。2月21日…その後奈良の友人は数々の難問を解決して、3月初めには犬を引き取りに来てくれることになった。(?歳、4人暮らし、担当:堀内)
2月28日
- 腎不全。風邪を引くと血圧が下がる。道で倒れたことがある(2回)ので、夫に近くにいてもらわないと怖い。その夫も昨年暮れから肺炎・喘息を患い、今では2人して病院通いだ。(77歳、2人暮らし、担当:矢萩、山本(由)、竹田)
- 夫は昨日退院したばかり(肝臓に腫瘍)。公営住宅は空き家を申し込んでいるがわからん。知人が当たっている(長田)のに、私達はなぜ当たらんのやろ。市も「あんた達なら入れる」と言ってくれたのに……。選び方がおかしいんと違う?。70歳越したら仕事がないから、年金だけで生活している。地震さえなければ何とかなったけど……。今、足(金)が出ていくばっかで……。ギリギリの生活や。他の所に金使わんと被災者に使うてくれたらええのに。被災人口が少なかったら金出したが「多すぎた」なんて…アホな!。(73歳女性、2人暮らし、担当:早田、田中、長船)
- 一人娘・孫、みんな亡くしてしもうた。かわいらしい子ばっかりだったのに。あの子等4人とも……。隣の家が寄りかかってきて壊れた。私は何ともないのに……。避難所に居たら、おかしくなってたかもしれない。でも親類がいてくれた。御馳走してくれたり、スポーツクラブへ連れ出してくれたりと……。娘・孫を失ったショックから立ち直らせてくれた。「かわいい盛りやった」……。でも「今やっとしっかりしてきた」と笑い飛ばせるようになった。再建の段取りは立った。一人やから小さい家でいい。近くに親類もいるし……。天災はどこにも言って行ける所がない。しゃあないな。でも、国にはもう少し何とかしてもらいたい。外国ばかりにいい顔して……。『3分前は過去の事。こだわらず前進しなさい』と思い、力強く生きている。去年の12月頃からようやく元気になってきた。100歳くらいまで生きさせてもらわんと……。でも元気になると、ポンポンお金が出て行く…ハハハ……。(65歳女性、一人暮らし、担当:早田、田中、長船)
- 病院から他種類の薬(心臓病・コレステロール・血圧・喘息など)をもらっており、2時間置きに飲んでいる。梅雨時とか湿気の多い時は、非常に頭が痛くなる。緊急用に非常ボタンをいつも携帯している。(72歳男性、一人暮らし、担当:毛綱、笠原、川口)
- 悩みは仕事。今年の11月、元の場所に建つ受け皿住宅への入居が決まっているが、収入がないので不安。肝臓が悪く(地震前から)、腰・脇腹・肩の方へかけて右半身が突っ張る。平成5年9月に最初の入院。それ以来働きにも行けず、しばらく生活保護を受けていた。今でも病院に行くと入院しろと言われるが、入院費も払えない。何もない時は、1日中家に居る。外へ出ると金を使うので……。でも一人で居ると気が滅入る。仕事を探しに職安に行くが、この年では……。今の日本は金持ちは金持ち、貧乏人はその日暮らしの生活から抜けられないシステムになっている。この年になると親類が亡くなったりするので、その旅費だけでも大変だ(生活に影響する)。18歳の時、鹿児島から造船ブームに乗って神戸に出てきた。(担当者のコメント:仕事をしたいが体が良くない。病院で治療したいがお金がない。矛盾とジレンマを抱えている姿に、聞いていても辛かった。)(63歳男性、一人暮らし、担当:更屋、岡田、井手上、寺野)
- 2月の初めまで入院していた。病院も時々往診に来てくれ、食事は週1回ヘルパーさんが作ってくれる物を小分けにして食べる。「いろんな人にお世話になって、生きているようなもの……。何とか生き抜いていかないといけないね」と言われていた。とにかくお洒落で明るく、お話もハキハキされていた。でも、何も考えないようにしている。考えると頭がおかしくなると言われ、子供達の世話になりたいが、頼ってはいけない心の寂しさを感じた。(88歳女性、一人暮らし、担当:寺野、更屋、岡田、井手上)
- 以前住んでいたところは、仮換地のままで進展せず困っている(公営住宅には4月下旬引っ越す予定)。最近空き家が多くなったので、警備状態が非常に悪くなっている(裏の窓もすぐ開けられやすい)。交番にお巡りさんが1人しか居らず、その人が出払ってしまうと連絡も取れない。(73歳、2人暮らし、担当:毛綱、笠原、川口)
- 自治会の会計を任されたので、昨年からワープロを始めた。何とか文字を印刷する事は出来るようになった。私の年金と妻のパート収入(月7~8万円)で、ようやく生活している。私は家族がおるからいいけど、一人暮らしの人は気の毒や。(公営住宅は落選)。(72歳、2人暮らし、担当:山本(由)、竹田、矢萩)
- 昨年母を亡くす。母の病気に「仮設でなく、しっかりした住居に引っ越さなければ」という医者の言葉に『市長への手紙』を書いた。《公営住宅への当選が決まっても、引越までには命が持たないが…せめて母が喜んでくれたら(医師の診断書も添付)》。市からは「否」という答えさえ……。何の音沙汰もなかった。その事で行政に頼れないという気持ちもあり、新聞に投書しようと思っていた。先日訪問チラシに『かみひこうき』が入っていたので、そちらに書いてみようと思っている。(担当者のコメント:お母さんのことを思い出してしまったようで、涙されていた。)(20代女性、一人暮らし、担当:山本(由)、竹田、矢萩)
- 息子と2人暮らし。玄関の前にゴミを置かれたり、洗濯物を取られたり、自転車の部品を取られるなど、嫌がらせを受けている。誰がこんな事をするのだろう?。(40代、2人暮らし、担当:山本(由)、竹田、矢萩)
- 今日は家内の命日なので、須磨寺まで行って来た。7月には名谷の公営住宅に引っ越す予定。「転宅する為の説明や手続きなどは、引っ越す2週間前にあります。それまで連絡がなくとも当選している事には間違いないので、安心して下さい」と市から言われているとの事。(74歳男性、一人暮らし、担当:笠原、毛綱、川口)
- 区画整理に引っかかり市へ土地を売って、近所の人達と共同住宅を建てる予定が、1人の住民がごねた為に1年先になった。そこで公営住宅に申し込んだところ、当たったが再建の予定があると分かると、市は入居を辞退するように言ってきた。仕方なく辞退したら、今度は再建出来るまで仮設を出て別の家に住むよう言われた。市にたらい回しにされて腹が立つ。また、土地があってもすぐ再建出来ないのは辛い。(?歳、?人暮らし、担当:矢野、山本(美)、清重(智))
- 震災以前から、身内の不幸や相続の事で心を痛めており、精神的に参っている。近所の人達もその事を分かっていて、よく見回りに来てくれ声をかけてくれる。そのおかげで、何とか頑張っていられるとの事。「公営住宅には外れた」と元気なく言われた。私なりに「あまり無理せず、家の事は希望を捨てないで下さいね」と言葉をかけることしか出来ませんでした。精一杯の言葉でした。(61歳女性、一人暮らし、担当:矢野、山本(美)、清重(智))
- 西神南周辺にいつも申し込んでいるが、今回も落選。今回は高齢者優先というので、絶対当たると安心しきってたのに。でも仮設の暮らしに不満はない。バスもあるので、よくあちこち1人で出歩いている。医者にかかることも滅多になく、家の常備薬も届けてくれる人に申し訳ないほど使っていない。冬は暖房を使わず、今でも風呂上がりには冷房を使うほど暑がりだ。(84歳女性、一人暮らし、担当:佐沢、亀井、阿部)
- 公営住宅に当たった。でも引っ越してからの事を考えると不安です。人付き合いは上手な方でないので……。(担当者のコメント:隣の方は震災以前からの知り合いで、今日も遊びに来られていたが、公営住宅は落選との事。2人の違いに私自身、どう言葉をかけていいか戸惑いました。)(65歳女性、一人暮らし、担当:山本(美)、矢野、清重(智))
- 脇ノ浜(灘区)の公営住宅に当たった。この夏に引っ越す。友達の近くに行ける事が何より嬉しい。みんなが待っている。今も灘に踊りの練習に行っている。4月に発表会があるので、その着物を縫っていたところ。夫は戦死。友達が一番。そして今が一番幸せ。子であっても気兼ねがあるので、一人で友人の近くに住むのが良い。(担当者のコメント:大変色気もあり、若く見えてうらやましかった。)(85歳女性、一人暮らし、担当:南口、水島、松倉)
- ここの仮設ではポストの中の物や戸外に置いてある物が次々となくなる。石けんから洗濯機まで。水道料金の請求書もなくなり、督促状が来て困った事もある。おかげで情報も届かない。ここに尋ねて来る人は少ない。ボランティアも過去1回来たぐらいかな?。震災直後、友人の家を転々としている時、「ルンペン扱い」された。でも人を恨みたくないし、仮設に住んでいても感謝の生活をしています。職場や知人・親戚には本音や苦労話など言いにくい。しがらみのないボランティアに、今日こうやって言いたい事をみんな話せてスッキリした。(50代女性、一人暮らし、担当:赤西、林、佐藤)
- 猫を12匹飼っているが、公営住宅が当たり全部を飼えなくなった為、何匹か引き取って貰う事にした。猫の専門紙の情報コーナーを利用した。(担当者のコメント:動物の引き取り手の情報に関しては、他の人に勧められるかも。)(25歳、3人暮らし、担当:田中、久玉、盛本)
- 前回…話が尽きなかった為、再訪問することにしました。
現在、同じ仮設に住む痴呆の男性(71歳)の世話をしている。医者から出された薬を飲み続けないと「発作」が起きるのだが、その薬の飲み方さえ付き添っていないと自分では出来ない。周囲に迷惑をかけるほどではないが、一人にすると心配である。その方は公営住宅(長田)に当選したが、私は当たらず、今後長田まで通って世話するのは大変。交通費もかかる上、体が持たない(足が悪い)。どこか長田近辺の空き家(公営)に入れないものでしょうか?。それか(長田の)仮設間移転は出来ないものでしょうか?。(69歳女性、一人暮らし、担当:赤西)
- 前回…妻を早く亡くし、一人暮らし。話し相手が欲しいと言われていた。お酒の臭いがした。
45歳から一人暮らし。電話があってもかかってこない。寂しさから犬を飼った。娘2人とも嫁いだが、何の連絡もなしで行き来がない。社会福祉協議会からは月に一度安否確認があるが「電話での応対では物足りん」からすぐ切る。・やはり足を運んでくれるボランティアさんが待ち遠しい。公営住宅は動物可でないと……。だが当たらない。生活保護は去年10月に打ち切られ、年金でどうにか暮らしている。先行きが不安なので、葬式の費用だけはと思い、市に聞いて僅かばかりを枕元に置いている。過去に華やかな人生を送ったので、『我が人生に悔いはない』。(担当者のコメント:お体は元気そうで、虫歯なし。「何食べても当たらん」と笑って、今度来てくれる時を待っていると名前を控えられた。)(66歳男性、一人暮らし、担当:田中、吉田)
- 前回…風邪を引いておられるとのことなので、早めに話を切り上げた。外との交流もないようで心配。
子供はいない(身寄りもいない)。17年間飼っていた犬が死んで1年になる。一人ぼっちになってしまったと涙ぐまれる。公営住宅は鷹取を希望しているが、神戸市の職員が来てそちらの方はなかなか当たらないので、他を申し込むように言われた。元の場所には友達がいるので、出来るだけ近くに帰りたいと思い断ると「他の部屋を壊していって、あなた1軒だけでここに居られるのか…」と言うので、「私も一緒に壊して下さい」と冗談を言っておいたとまた涙された。年金の足りない分、福祉でお世話になっている。その事で相談がしたかった。風邪を引いているので、詳しくは電話にて説明したいと言われるので、週ボラと被災者連絡会の電話番号を伝えてきた。(78歳女性、一人暮らし、担当:堀内、川端)
- 他の仮設と一緒で、ここも住民が大分減ってきた。自治会の役員をする人もいなくなるので、近くの仮設の方と先日お別れ会をした。(70歳、2人暮らし、担当:堀内、川端)