1月8日
[復興住宅]
- 高血圧・不整脈・メニエル病。今は小康状態だが、検査などを受ける為、3ヶ所の病院へ通っています。市街地にいる息子とは、よく行き来をよくしており、ご近所とはお茶を飲む等、仲良くしている。でも通院がある為、行事にはなかなか参加できない。〈「安心カード」と「火事・救急ステッカー」を差し上げた〉。(70歳女性、一人暮らし、担当:矢野、岸本、矢萩)
- ここはドアを閉めてしまったら、コミュニケーションがとれなくなり、寂しい。同じ仮設にいた方達が、入居しているようだが、どの棟に住んでいるのかわからない。週3回、病院通い(肝臓病と心筋梗塞)をしている。病院の方が、話の合う人がいて、楽しい。行事には、いつも参加しない。昼食代でお金を取られるより、病院代を払う方が自分の為になる。〈戸口でも、部屋が酒臭かったので心配です〉。(65歳以上男性、一人暮らし、担当:沼田、辻野、藤丸)
- 以前住んでいたアパートは、雨漏りなどしていたが、4年間辛抱しました。今は良い所に住まわしてもらっています。私は腰が悪く、歩けなくなった為…去年手術をしました。夫は酒・タバコ・勝負事を一切しません。でも収入は月13〜15万なので、生活が苦しく…なかなか病院へ行けない。毎月8,400円の国保の支払いも辛い。自立支援金をもらえれば、少しは助かるのだが…。罹災証明はあるのに、何回手続きしてもダメ、なぜ…。公営ではグループが出来てしまい、人間関係は分裂している。ちょっと落ち込んでいたけど、おかげで元気になれました。〈ご近所の方も呼ばれ、皆で歌を歌い、和やかな時間を過ごしました〉。 1月20日:被災者連絡会に訪問してもらったところ、(1)自立支援金‥半壊の為、解体証明が必要。現在そのアパートはまだ建っている為、支払いが行われない。(2)生活保護‥ご主人が「まだ頑張る」と言われており、ご主人にとっても張り合いとなるので、その気持を大事にされては…。生活保護は受けられます。いつでもお手伝いしますよと伝えた。今後も継続し、訪問を行います…と連絡が入る。(66歳、2人暮らし、担当:長船、小波本)
- 糖尿病と肝臓が悪い。耳鳴りがする。今、何か仕事をしてみたい。1ヶ月10日ぐらいでも、ダメやったら仕方ないけど…。以前、浄水器サギにあい、解約の時…2万円取られた。あと宗教も来たけど、危ないから断った。階段が黒く汚れているので、自分の家から水を運び、掃除をしている。7階の中央あたりに水道栓を付けて欲しい。〈市にホースを調達してくれるよう、掛け合ってみたらどうかとお伝えする〉。(68歳男性、一人暮らし、担当:小波本、長船)
- 2年前の手術で片肺を取ってから、背中に痛みがあり、一時入院した事も…。今は長く歩くと、しんどい。特に、7棟(エレベーター)までの、坂が辛い。(72歳、2人暮らし、担当:岸本、矢野、矢萩)
- 母(95)は骨折が治らず、1月中に転院する予定。今の病院は良い所だが、市外からの入院だったので、色々不都合があり、変わらざるを得なくなった。「水道局から来た」と入居当初にだまされて買った浄水器の金だが、まだ支払っている(月3,800円×5年)。事を大きくし、今より多額の金を支払わされるのが嫌なので、電話番号を聞いた消費者センターには、相談していない。今も時々訪問販売が来るが、すべてインターホン越しに断っている。(57歳男性、一人暮らし、担当:岸本、矢野、矢萩)
- ここは買い物が不便なので、バイクを使うが、ミラーを盗られたりするので、今は建物の陰に置いている。悪い奴おるで…。夏はベランダに西日が射し込み、部屋が暑いので、日中は廊下で過ごした。冬は暖かい。ここの坂はきつく、腰の具合が悪くなった。また喘息で片肺がなく、心臓の具合も悪いので…安定剤を飲んでいる。「心のふれあいセンター」が3月に閉まるのは、寂しい。(77歳男性、一人暮らし、担当:小波本、長船、小林(弘))
- 「いのち…聞かせて」は、ボランティアの人が詞を作り、僕が曲を付けたんよ。僕は、商売人やった。震災の1年前から目が悪くなり、その後さらに悪化し、自動車が運転できなくなったので、商売もやめた。そして以前から音楽が好きだったので、キーボードを買い作曲を始めた。この目は難病指定で、医者が「治す事はできないが、悪化を止める事はできる」と言うので、薬を使ってみた。でも右目は完全に光を失い、左目(0.03)は辛うじて何とか見る事ができる。もっと訪問してもらいたい。〈キーボードで演奏して下さり、感激しました〉。(63歳、2人暮らし、担当:猪上、赤西、浦口)
- 糖尿病で人工透析を受ける為、入院中。今日は外泊許可をもらった。一人でいる時は、テレビゲームでパチンコ・麻雀・将棋などを楽しんでいる。でも、一人だと寂しい。食事や水の制限をされている(1日700ml)
。どうしてものどが渇く時は、氷をなめている。〈お土産に、チョコレート・ジュース・アイスキャンディーをたくさん頂いた。他にも部屋に甘い物がたくさんあり、外泊許可で帰った時が、少し心配に思われる〉。(50歳男性、一人暮らし、担当:沼田、藤丸、辻野)
1月15日
[復興住宅]
- 最近、夫が退院して、家に戻ってきた。先日、下の集会場で「ふとんの実演販売」があり、参加者一人一人に花束が渡され、話を聞かされた。私は途中で退席したが、何名かは高額な羽毛布団を買わされたようです。(70代、2人暮らし、担当:赤西、加藤、里)
- 足の具合が悪いので、出歩けない。何ヶ月に1回の訪問ではなく、頻繁に来て欲しい。来週でも、出来たら訪問して欲しい。〈鹿児島方面出身との事で、偶然そちら出身の者がおり、話に花が咲きました〉(80歳女性、一人暮らし、担当:赤西、加藤、里)
- 車を運転するので、よく出掛けます。明石の市場まで、仕事で毎日出掛けています。でもそろそろ、引退しようとかとも思っている。ここは、人の交流がないので、寂しい。震災前の長屋では、「儲かりまっか?」などと声をかけ合い、毎日が楽しかった。地震が起きてから、ホンマ変わってしまった。でもあんたらな、中途半端はイカン!。最後までやり通さなアカンで!〈と力強く生きるコツを教えて下さいました〉。(77歳女性、一人暮らし、担当:小波本、猪上、伊富貴)
- 10年前から糖尿病を患っています。足が痛み、なかなか起き上がれない。杖をつきながら、週4回病院へ通い、リュックを背負って買い物に行く。〈コープの宅配サービスのチラシを、お渡したところ〉これに頼るようになったら終いだし…。ずっと一人なので、慣れている。(78歳女性、一人暮らし、担当:浜本、今田、辻野)
- 足が冷えるとこむら返りのような症状になるので、その時は湯で温める。年を取ったという気分になるのが嫌だから、カラオケをよく利用しています。坂が、急こうばいで…かなり距離があり、大変。荷物(買い物)が多い時は、タクシーを使わざるを得ない。(80歳、2人暮らし、担当:白岩、山本、原)
- 10年前に脳梗塞を患い、左の手足が痺れる。市街地までの通院は遠いが、むしろ楽しみにしている。食事会などの行事にも、時々参加します。肉親と行き来はないが、ギャンブル友達とはよく会う。〈『火事・救急ステッカー』をお渡しし、『安心カード』もお勧めしたが…〉いらん。死ぬ時はしゃあないで。(66歳男性、一人暮らし、担当:小坂、矢野、矢萩)
- 夫は40年間車に乗る仕事だったが、退職してからは足が悪くなり、歩けない状態になった。私も糖尿病でしんどい。入居当時…住宅前の坂道で転び頭部を負傷、入院した。この坂があるので、外に出るのが怖い。長男は夫の通院の為に送迎をしてくれ、娘は週1回、掃除などの身の回りの家事をしてくれる。とてもこんな状態なので、介護がなければやっていけない。〈インターホンを押してもしばらくは出てこられず、ドアを開けられた時は、「しんどくて朝から寝ていました」と疲れたご様子だった。『火事・救急カード』とカイロをお渡しする〉。(80歳、2人暮らし、担当:小坂、矢野、矢萩)
- 仮設は寒かった。でも地元の方々から親切にしてもらい、物資もたくさん頂きました。考えてみたら避難所・仮設・公営と、いい所へ行け、運が良かったと思う。坂の下にあるローソンは、一人暮らし用の物が、よく揃っているので便利。午前中はレース編みをし、午後はよく出掛けています。レース編みはパティオで売っているんですよ。とにかく「元気なのが財産」です。(75歳女性、一人暮らし、担当:西畑、長船)
- 膝が悪く、年とともに痛くなる。集会場にはよく行きますよ。一人では、生きていかれませんしな…。でも、こんな立派な所へ入れてもらったけど、これから年いくだけやし、大変やわ。(73歳女性、一人暮らし、担当:西畑、長船)
- 公営住宅へ何回申し込んでも当たらず、一時は愚痴ばかり言ってノイローゼになっていた時もある。今だから言えるけど、家内に大きな声を出していた…。この棟の自治会を、2月から作るようにしている。亡くなった方もおられるので、自治会がないと困る事が、やはりある。(84歳、2人暮らし、担当:猪上、伊富貴、小波本)
- 移ってから半年位なので、何とか慣れなければと思い、行事には極力参加しています。知り合いは2〜3人出来たが、棟が離れている為、電話してからお茶を飲みに行くんですよ。エレベーターに近いせいか、インターホンを押して逃げるなどのいたずらをされた為、チャイムの電源を切っている。(68歳、2人暮らし、担当:小坂、矢野、矢萩)
- 仮設(小規模)の自治会長を4年間していたので、ここで世話役を頼まれるが、しんどいので断っている。最近まで様々な勧誘の電話があり、迷惑していた。どこで調べてくるんやろか?。電話帳にも名前載せてないのに。(71歳男性、一人暮らし、担当:赤西、加藤、里)
- 夫の仕事(左官業)も少ない為、夫婦共に憂鬱になっている。(65歳、2人暮らし、担当:原、山本、白岩)
1月22日
[復興住宅]
- 夫婦で談話室へよく出掛ける。夫は95年の秋、脳梗塞になり、手と右足が不自由に。それでもリハビリの甲斐があって、大分動くようになった。今でも毎日2時、棟内の階段を杖をつきながら上って、足を動かしている。(65歳以上、2人暮らし、担当:横山、辻野)
- 被災時、ガスを止めろ!電気を切れ!と言うが、大災害の中でそんな事出来るもんじゃない。出来るならば…電力会社・ガス会社で実施してもらいたい。日本舞踊で、片足立ち等の鍛錬をしたので、足・腰は丈夫です。父からは感謝する事の大切さ、母からは料理について、しっかり教えてもらった。(75歳女性、一人暮らし、担当:片山、白岩)
- 震災時、一昼夜気絶していた。頸椎を負傷したので、今も寝る時は横になれず、座卓に布団を敷き、座った状態で寝る。正座が出来ないので、毛糸をかぶせた風呂用の椅子に腰を下ろすが、立ったまま部屋の中をウロウロしている事が多い。右手も利かないので、物を落としても、壊れたり…下を傷つけないようタオルを敷き、その上にビニールをかぶせている。また床や畳にいつも雑巾を置き、足で磨いている。身障者にならないよう、頑張っています。LSAは3人いるが、平日は私が通院しており、土・日はLSA室が閉まってしまい、個人的には…余り頼りにならない。要介護認定の書類が来たが、ケアプラン作成をどうしたらよいか→現在デイサービスに通っているという事なので、施設の方に相談する事になった。〈昔は山好きで、寝食を忘れる程だったとの事で、冗談好きな…面白い方でした〉。(80歳女性、一人暮らし、担当:土谷、矢萩)
- 今のところ、困っている事は何もない。支払いは7月やったかなぁ?。ふとんの…。〈セールスマンに勘違いされたようだが、その事には余り触れられたくないご様子。「消費者相談コーナー」が載っているチラシは、渡せずじまいでした〉。(65歳以上、2人暮らし、担当:横山、辻野)
- 血行障害から右足が悪くなった。今は3ヶ所の病院へ通っています。坂がしんどい。ヘルパーさんが週1回、掃除と洗濯に来るが、1時間じゃ大した事はしてもらえない。4月からは介護保険で2時間になるかな?。困った時はボタンを押し、LSAの人に来てもらう。ボタンの音は響くのか、近所の住人が駆けつけてきた事も…。食事会には、顔を出さない。話し相手がいないから…。(85歳男性、一人暮らし、担当:横山、辻野)
- ここは年寄りが多くて…。特にこのフロアは80歳前後が多い。動ける人、そうでない人、色々いる…。ボランティアがよく来てくれるし、恵まれているのと違いますか?。(70代、2人暮らし、担当:赤西、長船)
- 終戦直後、夫を亡くし、日本中が廃墟となっていた。それを考えると、ボランティアも物資の援助もあった震災は、それほど大変ではなかった。年々…気力と体力の衰えを自覚するので、昔の張り詰めた気持を取り戻したいと思う事もあるが、かつてのハングリー精神やモチベーションは蘇らない。今は近所の人にご馳走をしたり、世話になったお医者さんとの交流が楽しみ。〈ご自分の人生経験を語られたり、“お花”の指導をされるなど、晴れ舞台や役割を提供出来れば、ますますお元気で活躍して下さるのでは…〉。(86歳女性、一人暮らし、担当:白岩、片山)
- 耳が聞こえにくい〈筆談になる〉。腰も頭もふらつく。脳梗塞で、左半身が動かないので、ヘルパーに週に2回来てもらい、買い物や家事をしてもらっている。デイサービスセンターにも行ってます。なるべく動くようにしてるけど、何回転んだかわかりません…。まるで閉じこもっているようで、恥ずかしい。春になったら、少しは外に出られるんやけど…。(80代男性、一人暮らし、担当:赤西、長船)
- 頻繁に野菜等の販売車も来るので、買い物の不便さは感じない。子供達や友だちがたくさんいるので、孤独感は感じない。私も地震前から一人暮らしですが、「孤独死」という惨めなところばかり報道せず、元気な人の事も報道してもらいたい。(65歳以上女性、一人暮らし、担当:福本、矢野)
- 今のところ、世話になる事はない。妻は痴呆で、訳のわからん、ムチャな事を言いよる。自分の家という事がわからんようで、よその家に世話になってると言う。ここへ来てひどくなった。他は、どうもないのやけど…。(65歳以上、2人暮らし、担当:赤西、長船)
- 避難所では、青森や福岡などのボランティアが来てくれ、嬉しかった。その頃作った短歌です。『この頃の若人等と思いしに ボランティアの姿美し』。亡くなった夫に苦労させられたが、その後も借地権のトラブルに巻き込まれる等…色々あって、ストレスが溜まるばかり。毎日仏壇に線香をあげ、「こんなに苦労しているんやから、出てきて手伝うてくれ」と言うている。LSAの方が、日に2回来てくれる。ここでは他に話す人がいない。随分しゃべったなー。あんたら災難やったけど、話せて嬉しかった。今度いつ来てくれる。(82歳女性、一人暮らし、担当:藤丸、小林(弘))
- 3日前に退院したばかり。苦労して家を建て、一生住めると思ったのに、全壊。ショックは大きく、情けない…。でも命があって良かった。家がつぶれて、考え方が変わった。貯めて…持っていける物でもないし、何事も不足と思わないようにしている。そして元気で、人様に迷惑掛けないようにしたい。(80代女性、一人暮らし、担当:赤西、長船)
1月29日
[復興住宅]
- 最近、震災の事を思い出し、眠れない。早く床に着いても、朝方まで眠れず、眠剤に頼る事も…。私は静かなのが苦手で、隣近所の声…子供の声が部屋にいて、聞こえる方がいいのだが。(79歳女性、一人暮らし、担当:赤西、森栗)
- 公営の近くにバスを通して欲しい。また入口ステップの高さが40cmもあり、年寄りや障害者に不便だと、区役所へ訴えた。市バスは、小型バス・低ステップバスの導入・改良を、予定している。山陽バスは、前向きに考えていると、市より説明があった。最近、建物の名称に横文字が多い。年寄りには覚えにくく、意味も理解できないのでは?。学校教育の第一歩は、家庭教育から!〈とても熱く語られていました〉。(77歳、2人暮らし、担当:赤西、森栗)
- 建物の設備がいいだけでは、年寄りにはあかん。坂下のバス停までおりられん人がようけおる。この坂を上ってくるコミュニティバス(テレビで放映していたのは100円だった)があれば、いいのだが…。〈妻〉仲良かった友達に会いたいけど、くも膜下出血で足が悪くなり、耳も聞こえなくなったので、自由に動けない。だから、同じ年頃の方が来てくれ、嬉しいわ。近所の方がよくして下さり、娘もこの棟に住んでいるので、安心。でも仮設の時と違い、戸を開けて「まぁお茶でも…」という雰囲気がなくなった。集会場へ行っても耳が聞こえないので、行ってない。〈奥さんとはボードを使いながら、話をしました。また「安心カード」と「かみひこうき」をお渡しした〉。(79歳、2人暮らし、担当:里、長船)
- ここでは近所付き合いは、少ない。震災の事は、経験した人でないと、話してもわからない。〈と言いながら、高校生と大学生である若い私達に、震災の苦しい体験談を語って下さった〉。(67歳、2人暮らし、担当:氏江、河野、辻野)
- 糖尿病で内臓の調子が悪い。寝ているだけなので、いろいろな事を考えてしまう。最近よく転ぶので、医者からヘルパーを頼んでもらい、買い物をしてもらうようになった。この坂道は、下る時が怖い。坂がきついので、急に足が速くなり、転びそうになる。(70代女性、一人暮らし、担当:里、長船)
- 淋しいから、一人であちこち歩き回っている。集会場にも行くが、友達はいない。名谷駅近辺へ行くと、知り合いに会えるので、よく行きます。〈歌がお好きとの事で、生き生きと話して下さった〉。(71歳男性、一人暮らし、担当:里、長船)
- 糖尿病と狭心症(ニトログリセリン常備)。でもペーパーブロックを作り皆に配ったり、材料を買いに大阪へ行ったりもする。上の住人の物音が響くので、狭心症の診断書をもらい管理事務所へ行ったが、個人の性格の問題という事で、なかなか取り合ってくれない。証拠として録音しろと言われたので、最新型のMDを買った。〈コーヒーカップや帽子を集めておられるとの事で、とても楽しく話されており、まだまだ話し足りないご様子でした〉。(66歳男性、一人暮らし、担当:土谷、福本、辻野)
[一般公営の空き家募集入居者]
- 隣近所のコミュニケーションがないから、こもりっきり…。だから回りに住む人が、どういう人か知らない。家賃が高い為共働きが多く、自治会がない。仮設にいた頃は集会場で将棋を打っていたものだが、今は何もする気になれない。ここは方向音痴になりやすい。(83歳男性、一人暮らし、担当:矢野、小波本、森岡)
- 自治会行事はなく、近所付き合いもないので、テレビを見てボーっと過ごしている事が多い。駅前へ買い物に行った時、同じ仮設だった人と、お茶を飲むぐらいが楽しみ。最近物忘れが激しいので、メモして持ち歩くようにしているが…。ここに来てから、ずっと食欲がない。手術をした右足も痛む。目が痛むので、神戸大病院へ月1回通っているが、2〜3時間待って診療は1分程度。原因も病名も教えてくれない。〈テレビを見られる時に「おかしい時は笑い、腹が立つ時は怒った方がいいですよ」とお伝えした。同じ事を何回か繰り返し話されていたので、気になった〉←定期的に訪問する予定。(67歳男性、一人暮らし、担当:伊富貴、島原、矢萩)