週末ボランティア第32回総会議事録
2000年12月3日(日)13:00〜17:00
於:新長田勤労市民センター4Fあじさい
- 参加者:
- 瀬戸(議長)、鹿島、若菜、東條、長船、白岩、赤西、矢萩、浦口、合田
- 1.会計報告
- 平成12年4月1日から10月21日までの会計報告につき、鹿島代表から説明が行われ
た。
収入支出とも特に問題はなく、残高は448,859円あり、半年程度の活動費用に
相当する。
支出費目には、交通費や駐車費用など、参加者の善意によるところが大きく、多数の
請求されていない支出があるため、支出規模が小さいのが実情である。
- 2.カンパ依頼の発送
- 本日までにすべての発送が終了した。封筒の中身を取り出した際、振り込み用紙が封
筒に残ってしまう場合があるので、中身に挟んで入れることを、次回は手順書に記入
する。
- 3.恒例の「望年会」
- 昨年同様、私学会館で行いますが大部屋とれず。12月24日(日)午後1時から準
備し、3時スタート、8時半くらいまで、9時には片付けて、終了の予定。
会費は、お知らせコーナーに記載のとおり1500円と2500円。
- 4.助成金申請
- 復興基金の交付申請作成を行うため、今年の実績を月日、訪問先、参加者の一覧表
を、赤西さん→鹿島さんへ連絡する。
- 5.2001年(平成13年) 1月のイベント
- 1月3日昨年同様、週ボライベント実施。井吹台にてぜんざい配り。詳細は、今後つ
める。
1月17日は、被災者ネットワークによる脇の浜2号館で追悼式あり。1月17日を
休みにしよう運動などを広めていきたいとの意見があった。
- 6.来年3月以降の週ボラの活動
- 週ボラの今後の活動について話し合うことを、鹿島代表から提案があり、各自意見を
述べ、話し合った。鹿島代表から、来年3月まで今の役割分担で行くが、4月から
は、代表、スタッフ含めて一新し、新たなスタートを考えているとの表明があった。
以下の意見が出たが、結論には至らず、次回総会に引き継ぐものとなった。
- 週ボラは、避難所での炊き出し水汲みから、仮設へ活動の場を移して活動を続け
て、復興住宅へ入るときは、自立の妨げになるのではないかと遠慮があったが、入っ
てみて問題の大きさを知り、これまで続けてきた。まだまだ問題が解決されないま
ま、新たな問題への対応も含めて、週ボラの活動の必要性はなくならない。
- 被災者すべてを対象とするのではなく、高齢者や障害者の話し相手を中心に訪問
を行うようにして、参加者やスタッフの負担を減らす方策を考えなければ。
- 週ボラ参加人数の減少や初参加者定着率の低下、参加者の質の問題など、これま
で何度も議論されたことが、良い方向に変わらないようでは、今後の継続的な活動に
自信が持てない。
- 何が必要なのかを今後も行政などに提言していく必要がある。
- 「また来てや」の一言に励まされて活動の継続がある。そのようなお宅を中心に
訪問する方式とすることで、少人数の参加者でスタッフの負担も軽減できるのではな
いか。
- 復興住宅に巡回訪問することで、その時々の社会的ニーズのようなものを発見す
ることができるので、巡回訪問をなくすことは無理がある。
- 週ボラの1回だけでも初めてでもというのは、ボランティアの受け口として大切
な役割であり、7年目に入ろうとする今でも初参加者が来る現実があるのだから、
せっかく根付き始めた日本のボランティアの入り口を閉ざさず、活動を継続する必要
がある。
- 参加者の質に起因する問題で、ひとりでも良くない訪問態度や言動があると、週
ボラ参加者のすべてがその様であると誤解され、そのうわさが広まり、拭い去り難い
ものとして残る。そのことで、善意の参加者は辛い思いをしなくてはならない現状が
ある。
- 言葉は良くないが「懲罰委員会」のような組織が週ボラにも必要かもしれない。
- 生活環境や生活習慣の異なるすべての参加者が見解の相違を無くして、ともに活
動することは目指すところではあるが、話し合っても分りあえるところ少なく、活動
継続の障害になっている現状を考え合わせれば、3月末を機に代表を含め週ボラの体
制を一新して、活動の継続を優先することも考える必要がある。
- カンパを頂いた支援者の方々には、会計報告、活動報告などの情報をお知らせす
る必要がある。
- 7.次回総会について
- 2001年1月末〜2月初旬開催を予定する。
以上
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