愛知の「奨学金を贈る会」の皆さんの感想

 12/22に愛知県から「阪神大震災で お父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会」 (以後、奨学金を贈る会)の皆さんが26名の団体さんで週末ボランティアに参加されました。
その中で早速5名の方から感想を頂きましたので、掲載させて頂きます。
また、他の方も新年になってからでも結構ですのでvoice@weekend-kobe.jpまでメールを頂けましたら、
是非掲載させて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。(匿名でも構いません)

日本福祉大学付属高校 2年 山田智美さん
 こんな風に一軒一軒家をまわる様なボランティアは初めてだったので、実際どのよ うにやればいいのかわからなくて緊張した。
 あまり出てくれる家がなくて、もっとしゃべってみたかったと思った。でも話を聞いたりして、良かったと思います。
 ありがとうございました。
 被災者住宅(?)がどんな世代のどんな人が住んでいるのかわからないけど、居留守をしていそうな方の前を通るときにもっと被災者の立場になって接しられたらいいと思った。
日本福祉大学付属高校 1年 今井佐栄さん
最初(行く前)は私達にどんな対応をしてくれるのか不安でした。でもどのお宅を訪 問しても「遠くから寒いのにありがとう」と声をかけてくださったり、すれ違った方に「こんにちは」とあいさつすると「がんばってね」と声をかけてくださってすごくうれしかったです。ちゃんとお話を聞かせていただかせてもらえた方はいませんでしたが、違う意味で色々(おおきなモノ)を学べた気がします!本当に参加してよかったです。また時間が出来たら参加したいです。今日は本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
日本福祉大学付属高校 1年 加藤有香さん
初めての週末ボランティアですごく緊張してたけどすごくいい経験になったと思いま す。一度も家の中には入れてもらうことができなかったけど、いろんな人と話すことが出来ました。一番はじめに尋ねた家の人は最後に涙を流して「ありがとう!」って言ってくれたし、二番目に尋ねた家の人は笑顔で話してくれてアメもくれました。そして、最後の家の人は血圧が高くてつらいのに玄関まででてきてくれました。いろんな人とお話ができて(少しだけど)とてもうれしく思っています。また機会があれば週末ボランティアに参加したいです。
尾関学園高校 2年 松下勇人さん
今回週末ボランティアに参加し、本当に貴重な体験をしたと思います。このボラン ティアは阪神大震災の被災者の方々が復興住宅に住むことをよぎなくされ、それについて生活が困ってないかなどの話を聞くボランティアです。そして今回僕は五件の家に訪問しました。五件ともなにも問題ないといってくれて、そのうち二件の家にお邪魔させてもらいました。その家に入るとすでにいろいろな物があり心のケアも十分にできている気がしたので安心しました。だけど被害にあった方々は決して忘れる事のできない恐怖といっていました。家にお邪魔させてもらって明るさを取り戻してきている住民だが、金銭面でもみんなのおかげで助かっています。これからもお願いしますと、お礼の言葉ももらいました。
 神戸と愛知、たとえはなれていても、僕たちにも被災者のためにできることがある。それは募金&阪神大震災を忘れないことだと私は思います。
愛知高校 2年 熊田任敏(くまだたかとし)
今回が初めてのフィールドワークで「週末ボランティア」に参加させていただきました。最初は「めったにない機会だから頑張って話をしよう」と思っていたけど、実際それは思った以上に難しくて、ベテランの方(堀内さん)にリードされっぱなしでした。僕たちがまわったところの方々はみんなとても快く受け入れてくれて笑顔でお話をしてくださいました。とても辛かったと思います。その話にはとても重みがあり生々しく、あらためて震災のおそろしさを感じました。それなのにどの人も笑顔で話してくださっていたいたのが印象的でした。「やさしい人ですね」と言われ、全然そんなつもりはないのにとても嬉しかったです。本当に「やさしい」のは、被災体験を話してくださったみなさん「週末ボランティア」の皆さんだったように思います。今日は本当によい体験ができました!今度は僕がみんなに伝えていく番だと思います。みんなにも経験をして欲しいです!本当にありがとうございました。

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